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2004年9月より「点字教科書」国費保障がスタート!!

 地域の学校で学ぶ子どもたちの点字教科書が国費保障されることになりました。
 2004年9月より、地域の小中学校で学ぶ視覚障害のある児童生徒が使用する「点字教科書」が国費保障されることになりました。
 様々な課題はあるものの、視覚障害児(者)のインクルーシヴ教育にとって「大きな進展」と評価できるものと考えています。

制度の概要は以下のとおりです。

[通常学級に在籍する児童生徒の場合]

@各市町村教育委員会は、視覚障害のある児童生徒を把握し、都道府県教育委員会に報告する。
A都道府県教育委員会は、各都道府県に在籍する視覚障害のある児童生徒をまとめ、文部科学省に報告する。
B文部科学省は、盲学校で使用されている教科書と同じ出版社の教科書が使用されている場合、盲学校用教科書を無償給与する。
 盲学校で使用されている教科書と異なる出版社の教科書が使用されている場合は、視覚障害者情報提供施設(点字図書館・点字出版所)や「教科書点訳」を行うボランティアグループなどと契約を結び、無償給与する。

[特殊学級に在籍する児童生徒の場合]
 学校教育法107条の定めによる「107条本」として無償給与される。

 ☆ 文科省は特殊学級在籍の児童・生徒について以前より、「107条本」の扱いをしてきた、といっていますが、国費保障開始以前は「特殊学級在籍児童・生徒」であっても、
    教科書保障について地域によって対応がバラバラでした。

 この「点字教科書」無償給与制度は、2004年4月に開始された「拡大教科書」無償給与制度に続く制度です。    
 「点字教科書」については「拡大教科書」と同じ扱いをすると文科省はいっています。(「通達」および「無償給与実施要項」)

 文科省は「点字教科書」無償給与制度について、「文書での通知」はせず、各都道府県の担当者を集めた会議などで、口頭で周知する、といっています。
 この制度は、「申請をしてはじめて適用される制度」であり、 各市町村教育委員会や保護者などの関係者がこの制度を知らなければ使うことができません。
 まだまだ、社会的に周知された制度とはいえないと考えます。一人でも多くの人がこの制度を知っていただくことが必要です。


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